2017/06/16
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先週は、虫歯予防週間で当院はクイズイベントを開催しました。そのクイズの内容で「プラーク」についての問題を出題しました。
皆さんは、この「プラーク」って何のことだか知っていますか?歯に着くモヤモヤした汚れの事で、日本語で言うと歯垢です。これは細菌の塊なんです。
これらの細菌は集まるとバリアを作ります。抗生剤などが効かないバリアで「バイオフィルム」というものです。これは、虫歯を作ったり歯周病を進行させる原因の一つで歯や歯茎の敵なのです。また、薬が効かないため、器械的に除去するしかありません。歯周ポケットに入り込んだものは歯磨きで落とすことが難しいため、是非、私達にクリーニングさせていただけたらと思います。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.T)
2017/06/15
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、入れ歯が物を噛むと痛いと来院された患者さんがいました。入れ歯もしっかりされていて、特に問題がないようでしたが、入れ歯が乗っかっている歯茎の一か所が押すと痛いようです。その部位を診てみると、レントゲン上で歯茎の下に残根と呼ばれる根っこの存在を認めました。残根の程度によっては、根の上に歯肉が被ってくることがあります。そのために、見た目ではわからないことがあるのですね。。。次回、その根っこを除去し歯肉の治りを待って、裏装(裏打ち)を今後はしていく予定です。
特に傷がないのだけれど、咬合圧がかかると元々歯のあった部位が痛いと思われる方は、案外、このようなケースがあります。気になる方はご相談ください。
2017/06/15
2017/06/14
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、金属アレルギーの疑いがあり、掌蹠膿疱症という掌のぶつぶつが気になる方が来られました。何の金属にアレルギーがあるのかを特定するのに、皮膚科に罹って結果を待っているとのことです。口腔内を診てみると銀歯が5~6本ほどありました。これを外すとなるとちょっと大掛かりな処置になりますし、大臼歯にも銀歯があるので恐らくこれも除去しなければならないと思われます。また、欠損部位も存在し、チタンを使ったインプラントかノンクラスプ入れ歯を検討しているとのことです。この金属アレルギーがある方は、その後の処置をどうするかに非常に悩みます。場合によっては自由診療で被せ物や詰め物を直すことも検討しなければなりません。患者さんと今後の治療方針について、しっかり話をして進めていきたいと思います。
2017/06/13
2017/06/12
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯を装着してから、1~2回の調整をして問題がない事を確認して、一応は、治療が終了になる方が当院は多いです。それでも、その後は3カ月に1回の調整に来ていただいております。これは歯が全くなくても、総入れ歯であっても必要な事だと思います。歯を失った歯茎は生理学的にも吸収していきます。いわゆる歯茎が痩せるという事です。最初は適合が良くしっかりしていた総入れ歯でも、ゆるみは必ず出てきます。仕方がない事なのですが、入れ歯がカパカパに緩んでしまってからの調整は非常に大変です。人によっては、2カ月ぐらいでも大きく変化することがあるので、少なくとも3ヵ月に1回は点検・調整が必要と考えます。
(写真は入れ歯の内面の適合を確認するためのクリームを塗っています。これで当たりの強い部位を確認します。)
2017/06/11
2017/06/08
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯が歯茎に強く当たって痛いのに、我慢して使っている方をたまに見ることがあります。でも、いよいよ痛みに耐えられなくなると、市販の入れ歯安定剤を使って何とか対応することが多いようですが、自己判断による入れ歯の安定剤の使用は注意が必要です。中には何層も安定剤を上塗りしていて、その安定剤が劣化して唾液や細菌を吸い込んでしまい、バイ菌の温床のようなものになっているようなこともあるのですね。それが粘膜に乗っかていると、義歯性口内炎というようなものを起こすことがあります。粘膜が赤く腫れあがり、違和感や痛みが出てきます。その場合、清潔にすることが第一ですが、ばい菌の温床になっている古い安定剤が原因の事が多いです。是非、入れ歯安定剤をやる前に歯科医院で調整をしていただくことをお勧めいたします。
(写真は合わない入れ歯に、何層も安定剤を盛って使用していたようです。このような状態で使用するのは絶対にやめましょうね。)
2017/06/08
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
皆さんは、どのくらいの頻度で歯ブラシを新しいものに交換していますか?意外と意識せずに長く使っている方も多いのではないでしょうか?歯ブラシを裏面から見て、毛先が見えているなら、変え時のサインですね。
歯ブラシの毛先が広がってしまうと、歯にしっかりと当たらずに汚れを落とす力が減少してしまいます。毛先が広がり始めたら交換してみてください。衛生面を考えても1ヵ月に一度交換するのが理想的です。うっかり交換するのを忘れてしまうという方は、毎月、1日に交換するなどの日にちを決めておくのもいいかもしれませんね。
(りんご歯科医院 歯科助手 Y.H)
2017/06/07