2025/11/13
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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では入れ歯診療に力を入れております。
入れ歯と言っても、全ての歯を失って総入れ歯になった人もいれば、一本のみ歯を失って一本義歯と言われるものを装着している人もいますね。
全ての歯を失えば総入れ歯、少しでも自分の歯が残ってそこにクラスプという維持装置が掛かるようならば部分入れ歯ということができます。
どちらも取り外しが可能なものではあります。
総入れ歯の場合は基本的に設計そのものは大きな差はないかもしれませんが、咬合の付与や印象の考え方、使用するテクニックの違いなどがありますね。
基本的には歯茎や舌、頬粘膜などの筋圧、そして唾液などの粘着力で維持安定を図るものです。
部分入れ歯は支持や維持の取り方が総入れ歯の時とは違い、残存歯や粘膜に求めますので、設計の考え方が大切になりますね。
そして残存歯を清潔に保つための配慮なども必要になります。
一般的には総入れ歯の方が基準となる残存歯が無いので難しいとされていることが多いですが、一概にはそうとも言えません。
部分入れ歯の場合、すれ違い咬合と言って残存歯同士がすれ違ってしまうようなケースがあって、非常に難しいですね。
咬合を負担する歯がそれぞれすれ違っていて、かつ、咬合力が強いと相当難しいといえます。
このような時は、相当、時間をかけて製作から調整まで対応するようにしていますよ。
金属床入れ歯は、患者さんにとってメリットが多いものです。
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