全身状態が不安な人の入れ歯製作で残根上入れ歯を作ることもあります。

院長ブログ

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全身状態が不安な人の入れ歯製作で残根上入れ歯を作ることもあります。

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昨年末に、入れ歯を製作希望で来られた新患の方がいました。

欠損している部位が多いとのことでしたが、入れ歯を装着したことはないとのことでした。

口腔内を見させていただくと、重度虫歯による残根(歯根だけが残っている)状態の歯が数本あり、上下顎ともに健康な歯は前歯しかない状態でした。

臼歯の残根は8本ほど。。。

そして、できれば年内中に、入れ歯を入れてお正月を迎えたいとの希望を言われました。

しかしながら、がんの既往もあり全身状態は良くはなく糖尿病も良い状態ではなかったです。

抜歯は相当な困難が予想されました。。。

そのため、抜歯と同時に入れ歯をセットするような即時義歯も向いていないと思いますし、この残根を残して製作していく残根上義歯が良いかと思いました。

患者さんには、「この残根は痛みはないようですね。レントゲン上では数本、根っこの先に膿の袋を抱えている歯もあるようですが。。。ゆくゆくはこの残根は抜歯しなければならないとは思いますが、この残根に入れ歯が乗るようにして作らせてもらい、それからお医者さんに連絡を取りながら抜歯していきましょうか。ただ、いずれはこの入れ歯は抜歯を行うことにより歯茎の変化に対応していくことはなかなか難しいでしょうから、ゆくゆくはもう一度、入れ歯を新製していくようにしましょうね。」と言いました。

患者さんは、取りあえず抜歯をせずに、入れ歯を作ってもらえるということにほっとした表情でした。

あまり、この残根を残して入れ歯を製作することはしませんし、賛成はできません。

でも、全身状態により抜歯が難しくリスクがあるような方には、このように対応することもケースによってはあります。

もし、自分の口腔内にそのような歯があるようでしたら、早めにご相談ください。

場合によっては対応が可能かもしれませんよ。

(写真と上記の内容は関連がございません。)

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