変えることができないことと、変えることができること。

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

変えることができないことと、変えることができること。

新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

今日は子供の日で当院はお休みです。

今日はいつもの診療とは違う話になりますが、ご容赦ください。

 

インターネットの記事に書かれている内容から引用したのですが、このコロナショックで人のタイプは以下の4つに分類されるそうです。

1.世の中の大勢に従って、ただ黙ってじっとしている。

2.ただただ悲嘆に暮れている。

3.じっとしているだけでは退屈だから、やたらと文句を言ったり、他人の誹謗中傷をしたりする。

4.困難な状況を受け入れながらも、打開策を見つけるために自分の怠惰な気持ちと戦う。

 

この4つの中で推奨される生き方は、4ということになると思いますが、なかなかそれが難しいことではあります。

実際、自分もなかなかこの現実が受け入れづらく、朝起きるたびに悪い夢なのではないかと思いますが、夢ではないですね。

現実です。

ほんの2か月前までは、新型コロナウイルスによって社会状況や生活が一変されるなんて思ってもいなかったですからね。。。

でも、ほぼ毎日のように定期健診の方や在宅ワークに切り替わった人達からはキャンセルの電話が鳴り響いています。

自分は一昨年ほど前から移転のための準備をしていましたが、はたして今やるのが正解なのかどうか思い悩む日が続きました。

正直、スタッフを前にして、今まで皆で築き上げてきた様々な努力を帳消しにして「本当にごめんなさい。移転を諦めます。」と言った経緯もありました。

このまま様子を見て、落ち着くまで待った方が得策なのではないかという気にもなりました。

でも、終息がいつになるのかは解りませんし、それを待って好条件になったとしても見つけてきた最良の物件は残っていないかもしれませんよね。。。

で、あるならば多少のリスクを負ってでも、今、飛び込むことを決意しましたよ。

今は誰にとっても困難な時期で、今までのようにはいかないということは十分承知の上で、やるべきことをしっかりやって将来を見据えて動き出そうと思います。

ある有名な経営者の言葉ですが、「自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ。」という言葉が自分の心に突き刺さります。

これは変えることができないことは受け入れるしかないが、その変えることができない困難が自らを成長させる。

また、変えることができる部分を変えるように努力することがさらなる成長を促し、状況を打開するというのです。

そう思うと、「少しでも進展させようという勇気」が必要不可欠であり、「変えられないことに執着」したり、「変えられることを変えようとしない怠惰」は禁物です。

最近まで、変えることができない社会状況に恐怖し、ただただ怯えて、下を向いていたのは本当に反省するところです。。

変えられないことさえも自分の糧として、ウイルス防御を医院の新しいコンセプトに組み込んでいき、さらなるクリーンアップを図ろうと思いますし、変えられることとして、有能なスタッフのスキルアップや自分の診療のレベルアップを図って成長を促していきますよ。

いつかまた時代が変わり、この新型コロナウイルスが落ち着いた際にはレベルアップしている当院があると思いますからね。

そう思うと、やることが多くてうずうずしてきます。

今、自分の心の中にあるエンジンが、けたたましい音をあげて稼働しています。

前向きに頑張ろうという気持ちがふつふつと湧いてきています。

月並みのことを言いますが、明けない夜はないし、止まない雨もないですよね。

日はまた昇ります。

このブログを見てくれている皆さんも、是非、一緒に頑張りましょう。