部分入れ歯の方は、それ以上歯を失わないように努めることが大切です

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

部分入れ歯の方は、それ以上歯を失わないように努めることが大切です

DSC_1536.JPG

新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 入れ歯を得意として歯科医院を開業し、日々の仕事の中には必ず入れ歯の製作や入れ歯の調整を必要とする患者さんに来ていただいています。

この患者さん達は、僕を信頼してこの医院に来ていただいているので、できるだけ満足いただけるように頑張っています。

この方達の多くは、総入れ歯ではなく一本以上の歯が残存している方達ですね。

今後、良い入れ歯を製作したら、この方達のはメンテナンス(定期健診)に通ってくれると信じています。

でも、残念ながら、実際のところは入れ歯を装着している多くの患者さんは、自分は入れ歯だから痛みがなくなればそれでいいと思っていらっしゃる方が本当に多いです。

残存歯のメンテナンス(定期健診)の必要性というものを、あまり意識していないように思います。

入れ歯を再製作しなければならない一番の要因は、歯をまた失うことです。

歯を失うとその部位には穴が空きますよね。

そして歯肉が回復するまでには時間がかかります。

また、歯茎が安定したとしてもその下にある骨の吸収は、経時的に進んでいきます。

この変化は歯があった時よりも、歯を失ったときの方が大きいのですね。

そのため、入れ歯に増歯という処置で歯を足すだけならば良いのですが、それでは済まないケースもあるのですよ。

特に入れ歯のバネが係るような歯は、この歯で維持を図るためこれが無くなってしまうと違う歯に維持を求めなければならず、再製作が恐らく必要でしょうね。。。

そういった意味でも、残存歯の保存というのは本当に大切です。

歯が割れてしまったり、重度歯周炎や重度の虫歯で保存不可能なものは、抜歯は致し方ないですが、それ以上、悪くしないようにすることは本人の努力と定期健診、歯科衛生士が行うプロフェッショナルクリーニングでできると、僕は思っています。

入れ歯を最初に入れたときのことを思い出して下さい。

その時は、皆、「あ~あ、とうとう入れ歯になっちゃった。」と言うショックがあったはずです。

そして、慣れるまでも相当大変だったはずです。

ようやく自分のものとして機能しているのに、また、歯を抜き作り替え。。。

そしてさらに大きくなった入れ歯に慣れるまで、相当の時間がかかる。。。

これだと、負のスパイラルから抜けれないですよね。

できるだけそうならないように、定期健診と歯のクリーニングをして、日々のホームケアについても話をさせてください。

一緒に頑張りましょう。

当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは