2018/08/10
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
部分入れ歯の支えをしてくれている残存歯にかける金属のバネをクラスプと言います。
このクラスプは保険内で作るものでは、絶対的に必要です。
このクラスプというのは、残存歯を維持として使用する部分入れ歯に必要となります。
でないと、入れ歯は咀嚼や会話をする度に、すぐに脱離してしまいますから。
たまに、このクラスプを嫌って外してほしいという依頼を受けることがありますが、止めた方がいいと思います。
安定感がもの凄く悪くなりますからね。
代案としては、自由診療になりますがノンクラスプ入れ歯というものがあります。
これはクラスプの代わりに特殊なレジンというプラスチックで残存歯の歯肉に伸ばし、歯間部分に這わせて作ります。
このプラスチック自体に弾力があり、維持が良く審美的です。
金属のバネの代わりに、そのレジンというものが見えはしますが、歯肉色のため、それほど目立ちません。
ただ歯周病の程度が悪い方は、着脱の際に引っ張られるため向き不向きはあります。
もし、気になるようであればご相談下さい。
残存歯が頑丈で、前歯に係るクラスプが気になるようでしたら、お薦めの審美入れ歯と言えますよ。
(写真は下顎にノンクラスプ入れ歯を装着されている方のものです。上顎は総入れ歯です。金属のバネを使用していないため、とても審美的です。)
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