入れ歯の適合について

院長ブログ

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入れ歯の適合について

正直、入れ歯はずーっと持つものではありません。もちろん歯医者さんはできるだけ持つように一生懸命に型を取って調整をしていきますが、どうしても経年的に合わなくなってきます。なぜなら、入れ歯の歯も摩耗してきますし、もともと歯があった部位の歯茎もやせてきます。これは歯があった時には、そのような目に見えて痩せることはそうそうないのですが、歯がなくなると、それを支えていた歯槽骨は時間とともに吸収されてきます。この吸収は生理現象なのです。従って、その上に乗っている入れ歯と粘膜の間には痩せた分だけ適合が甘くなります。

当院では、入れ歯をセットして半年後にもう一度来てもらい、その適合性を確認し、必要であれば調整や裏打ちをして対処していきます。そうすれば、また作り直す必要もなくなるかと思いますね。