2019年9月 9日

オーラルフレイルは初期の段階で改善を。

フレイルという言葉は、今や一般用語になっています。

念のため日本老年医学会の定めた定義について申し上げれば、「老化による虚弱」ですが、同学会が強調しているのは「健康状態のご老人」から衰弱により「要介護者」つまり寝たきり状態になってしまう一歩手前の状態であり、訓練などの支援介入で回復が可能な状態ということです。

オーラルフレイルは口腔機能の虚弱化で、歯を失って噛めない「器質的咀嚼障害」、筋力が低下して噛めない「運動障害性咀嚼障害」などの状態を指します。
それを放置することにより、高齢者は低栄養により全身の筋肉量減少状態「サルコペニア」になり全身のフレイルにつながってしまいます。

また歯を失った咀嚼障害状態の方は、咬合支持がある(上下の歯で噛み合う所があるもの)状態の方よりも認知症の発症率が1.85倍高いというデータもあります。

オーラルフレイル状態の高齢者のオーラルフレイルが放置された場合、いずれ行動が大きく制限されることになり、いわゆる健康寿命の短縮を引き起こすことにつながると言われています。

オーラルフレイルの状態が初期の段階でそれらを見つけ、歯科医院で器質咀嚼障害を改善することをお勧めします。

もし、必要と判断されれば、高次医療機関の紹介を受け機能訓練を受けることで、要介護状態を防ぐことが可能な場合がありますので、高齢者も定期的な受診が必要ですね。

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