2019年1月29日

心筋梗塞、脳卒中対策は歯から。

歯周病により、心筋梗塞脳卒中につながる動脈硬化が近年、取り上げられています。

理由はいろいろありますが、主に三つあげられます。

一つ目は、歯周病による慢性炎症。
これで免疫や炎症に関係があるサイトカインが次々と誘導され、血液を介して全身に運ばれ、特に血管を作る内皮細胞を攻撃します。
内皮細胞は変形し、動脈硬化を起こし、血管の内径が細くなります。

二つ目は、歯周病を起こす歯周病原因菌が口腔内で繁殖して、全身に運ばれると歯周病原因菌は血液を固める作用が強いため、血栓ができます。

三つ目は、繁殖した歯周病原因菌を排除するために、マクロファージという細胞が活性化されサイトカインを放出して動脈硬化を促進する。

昨今の研究では、歯周病は動脈硬化の他、様々な病気との関連性が指摘されています。

ある大学教授は、「歯周病がすべての臓器に影響を与えることは疫学的にわかっている。ただエビデンスが足りなかった。でも、今、その機序も明らかになってきた。歯周病原因菌を人間の体から排除しないと、病気の対策はできません。」と言っています。

しかしながら、一般の人には歯周病対策の重要性が、それほど伝わってないのが現状です。

中には、何年も歯科医院に行っていない方も、少なくはないでしょう。

歯周病は、症状がないから問題ないというわけではありません。

歯周病の症状は、「歯磨きをすると血がでる」「歯茎が腫れる」「膿が出る」「痛む」などですが、症状があるときとない時を繰り返して悪化していきます。

また初期では症状が軽いので放置しがちで、症状を自覚した時は重度の歯周病になっていることも珍しくないのです。

最低でも、3か月に1度は歯科医院に受診し、口腔内のチェックとクリーニングをすべきです。

特に高血圧や糖尿病、脂質異常など生活習慣病や心臓血管病のある人は、歯科と循環器科の連携した治療が必要です。

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