2018/10/10
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
冷たいものを食べたり、歯を磨いたりしたときにピリッとした痛みを感じませんか?
歯周病やブラッシング時の力のかけ過ぎなどで、歯茎が下がると歯の根元(象牙質)が露出してしまいます。
象牙質は歯の表面を守っているエナメル質に比べて弱く、その表面は神経に通じる細かい穴がたくさん開いていて、その穴に冷たい水や空気が進入すると、知覚過敏を引き起こすことがあります。
何もしなければ痛くない事も多いのですが、早めの対策が必要です。
少しでも気になるようならば、原因を知って対策を一緒に考えていきましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 C.K)
上記ブログについての院長の追加コメント
虫歯ではないのに、歯がしみて困るという経験のある人は少なくないと思います。
虫歯以外の原因としては、歯を磨く際に力いっぱい磨いてしまうために歯と歯茎の境目の歯質が削れてしまって起きるモノも考えられますし、歯ぎしりなどで削れてしまったために起こるモノもありますね。。。
恐らく知覚過敏だと思いますよ。
考えられる知覚過敏の予防法としては以下のものがあります。
・自分自身で行う予防
歯磨きするときは、以下のことに気をつけましょう。
1.歯磨き時のブラッシングに力を入れすぎないようにしましょう。
2.歯ブラシを小刻みに動かし、微振動であてるようにしましょう。
3.歯肉退縮が起きている場合、歯の根元付近のプラークをキレイにに取り除きましょう。
4.知覚過敏予防の歯みがき剤を使いましょう。
(知覚過過敏予防歯みがき剤に入っている薬用成分が、露出した象牙細管の入口をふさぎ知覚過敏を予防したり、症状を和らげます。)
・歯科医院で行う予防・処置
症状が続くようであれば、早めに歯科医院に相談し、適切な処置と指導を受けるのが良いかと思います。
歯科医院で行う処置には次のようなものがあります。
フッ化物塗布をすることで、象牙質の再石灰化を促進して象牙細管の開口部の狭窄・封鎖を促進する。
象牙質の表面にコーティング剤を塗布したり、レジン充填を行うことで刺激を遮断する。
原因となるかみ合わせを調整したり、夜間の歯ぎしりに対してナイトガードなどで対処する。
気になる方は、歯科医院でご相談下さい。