「フッ素」の正しい使い方、知っていますか?

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「フッ素」の正しい使い方、知っていますか?

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 フッ素には歯から溶け出したカルシウムやリンの再沈着(再石灰化)、歯を強くする働き、虫歯原因菌の働きを弱めるという効果があります。

虫歯予防に欠かせないフッ素は、毎日使える歯磨き粉で取り込むのが手軽でお勧めです。

最近では、歯磨き粉内のフッ素濃度も1450ppmと、従来の1000ppmから大きくアップしました。

虫歯予防に関心のある方は、購入してみてはいかがでしょうか。


            (りんご歯科医院 歯科衛生士 C.K)

 上記ブログについての院長の追加コメント

普段の歯磨きにおいて、フッ素含有の歯磨き粉を使用した場合、少しの工夫をすることで、フッ素を口の中に長く留めることができます。

ここでは2つほど、ご紹介します。

1.すすぎは少ない水で1回だけ
ハミガキ剤を吐き出したあと何度も口の中をすすいでしまうと、口の中に残るフッ素の量が少なくなってしまいます。
そこで、歯磨き後は10ml程の少ない水で5秒間程度ブクブクと1回だけすすぐことをおすすめします。また歯磨き後の1~2時間は飲食を控えるとさらに効果があります。

2.就寝前の使用がおすすめ
寝ている間の唾液分泌は、日中に比べて少なくなるため、口の中の自浄作用が低下し、虫歯菌が繁殖しやすい状態になります。特に就寝前の歯磨きはフッ素配合のハミガキ剤で丁寧に行い、虫歯予防を心がけましょうね。