歯の欠損を放置して、顎が痛くなるケースもありますね。

院長ブログ

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歯の欠損を放置して、顎が痛くなるケースもありますね。

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入れ歯はなかなか思うように機能しにくいのは確かですね。

特に今まで入れたことのない人は違和感しかないかもしれませんね。

でも、その入れ歯がないと咬合構成が成り立たず、絶対に必要なケースという人は多いものです。

以前、僕の患者さんで右下の奥歯が4本欠損していて、その人は「左で噛むから右下の入れ歯は入れないでいい。」という人がいました。

暫くは、その状態のまま食事を取っていたのですが、ある日突然、顎の不調和が出ました。

僕の診断では、左側の顎関節症でした。

その人はクリック音と痛み、開口障害が出るようになっていました。

その患者さんは、なんでこんなことに成るのですかという疑問を持ったようですが、実はこのようなことは往々にして起きやすいのですね。

というのは、咬合が安定しないと顎関節も関節窩の中で不安定になりますし、この方の場合、左側の方でしか噛めないので左側の関節部が過重負担になりやすいです。

ですから、欠損があってそこを放置していくというのは、顎関節症様症状を呈しやすいですね。

実際その人も、それから僕の言うことに理解を示してくださり、下顎右側の欠損部に入れ歯を入れてくれました。

そして咬合の安定を図っただけで、偏咀嚼の癖はなくなり顎関節症様症状は改善しました。

顎関節症が咬合だけが原因というつもりはなく、他の要因が複雑に絡んでいることは多くありますが、全く咬合に問題がないという人も少ないものです。

気になる方は、是非、ご相談ください。

 

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