入れ歯の痛みはなかなか理解してもらえないことが多いです。

院長ブログ

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入れ歯の痛みはなかなか理解してもらえないことが多いです。

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入れ歯の痛みはなかなか他人に理解してもらいにくいようです。

実際のことを言うと、入れ歯を使用したことのない人は解りようがないのですね。

僕は、入れ歯の名手になりたいと志して自分の歯を一本抜いたことがあります。

その歯は右側下顎の第一大臼歯です。

元々、歯根破折を起こして抜歯するしかなかったものでしたから。

 

そしてその部位に一本だけの入れ歯を入れました。

それまで、自分が作る入れ歯なのだから痛くないし、なんでも食べれるだろうと自信がありました。

その頃には、入れ歯の患者さんも多く見ていましたからね。

そしたら、違和感は強いですし、義歯と粘膜の間に煎餅のカスなどが入って食べていると結構、痛みが出てきます。

そのため、入れ歯の安定剤を入れて食べてましたね。

でも、あまりにも煩わしく感じたので、結局、その部位はブリッジにしました。

 

自分の経験から、一本だけの入れ歯は正直あまり勧めません。

このような場合はできればブリッジの方がよく噛めるし、煩わしさはないですね。

でも、2本3本と歯が欠損しているならブリッジの適応から外れてしまうことが多いです。

その場合は、やはり入れ歯で対応するべきだと思いますからね。

粘膜負担の入れ歯はそのくらい慣れるのが大変なものです。

しかも咬みにくいですし、違和感は大きいです。

でも、それでなければ保険診療は認められないこともありますので、できるだけ歯を失わないように努力しましょうね。

 

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