難しい症例ほど、基本に戻って丁寧に入れ歯製作します。

院長ブログ

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難しい症例ほど、基本に戻って丁寧に入れ歯製作します。

新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

先日、入れ歯が痛いので新しい入れ歯を作ってほしいということで来られた患者さんがいました。

その方は、上下顎とも総入れ歯で遠いところから来院されました。

 

85歳越えのおばあさんですが、口腔内を見てみると顎堤は上下顎ともに貧弱で、使用している入れ歯の咬合も不安定です。

何とか咬合調整を繰り返し、入れ歯の粘膜が接触する面も裏打ちしてそれなりの安定を得たつもりではありますが、家に帰ってみて食事をするとなかなか思うようには食べれないようです。

かといって、この口腔内の様相で新しい入れ歯を新製するのは、ちょっとためらいました。

なぜなら、高齢なため唾液の分泌量も少なく、特に下顎顎堤は貧弱なため吸着が得られにくいであろうという予測が成り立ちます。

また、上顎前歯部分にはフラビーガムが見られます。

超難症例といえるかと思います。

でも、その方の強い希望もあり、新製することにしましたよ。

これから、自分の持てる力を発揮して、良いものになれるように頑張っていこうと思います。

こんな時こそ、基本に戻って丁寧に作製していこうと努力していきます。

 

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