総入れ歯の型取りのタイミング

院長ブログ

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総入れ歯の型取りのタイミング



総入れ歯を製作する際に、型を取る作業があります。通常1回目の型取りを概形印象といい、2回目の型取りを精密印象としていますが、咬み合わせを決めるときや仮合わせをする際にも型を取ることができます。これを咬合圧印象といいます。やり方としては咬合の位置が決まった後、咬合床という床内面に印象材を流し咬合圧をかけて採得します。機能的な圧力がかかりますし、咬合時の状態に近づけることができます。ファイナルな型取りとしては、総入れ歯に関しては最適かと思います。
(写真は仮合わせの際に咬合を確認した後、咬合圧印象している状態です。下顎の入れ歯だけ行いました)