2020年の新医院のこと。。。-新潟市中央区の歯医者|りんご歯科医院

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

2020年の新医院のこと。。。

新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

本日は大晦日で当院はお休みです(12月28日午後の部から新年1月4日まで年末年始の休暇となります。)。

今日はいつもの診療の話とは違いますがご容赦ください。

当院は、2020年の8月に今のタチバナビル1Fに移転しました。

それまでは、古びたビルの2Fで診療を行っていました。

本当にキレイになりようもない場所で、窓枠のサッシもボロボロで患者さんから、「汚いね。。。」「ボロボロだね。。。」などというコメントを言われ、直すために大家さんに掛け合ったりしましたが、結局、直してもらうことがなかったですね。

そのため、意を決して移転することを昨年の中頃から憧れを感じていましたよ。。

 

ただそうはいっても、今回の移転にはいろいろ考えさせられることが多くありました。

その当時僕は年齢が50歳ですので、莫大な借金をしても、今やるべきなのだろうかという気がしました。

老後のことも少しずつ考えなければならない年齢にもなってきましたからね。

あと10年若ければ、そんなことは関係ないかと思ったでしょうが。。。

でも、以前から旧りんご歯科医院の建物と設備では、自分が求める理想の歯科医院像には程遠いということは、解り切っていたので夢を追うことにしました。

スタッフにそれを話したところ、みんなは手放しで喜んでくれていたと思います。

やっぱり広くて新しい医院の方がスタッフ達にとっては嬉しいでしょうからね。。。

そしてみんなで紙に図を描いて、その紙に書かれたものを見て「ここには冷蔵庫を置こう。」とか、「やっぱりCTはあったほうが良いね。」とかいろいろ話し合ってきましたね。

その設計図をプロの人に見せて、それをモディファイドしていただき、ちゃんとした設計図を起こしました。

そして、運よく物件も見つかり、いざ契約を結ぼうかとしたところ新医院の電力の問題や排水と給水の問題がありました。

その排水・給水と電力の引き込みに関しては、ただでさえ高いテナント料に大きな足かせになることが解り、ビルのオーナーとかなりの時間をかけて交渉しました。

でも、どう考えてもその当時の状況から考えて、かなり厳しい数字が提示されました。

その頃はちょうど、今年の3~4月で世間では新型コロナウイルスの感染拡大が猛威を振るい、当院も大きなダメージがありましたからね。

先行きも不透明で、どうしても決断ができなかったですから。

そして、実の親兄弟に相談しても、全く良い顔をしてもらえず、自分の中でもこれはダメだな。。。止めたほうが良い。。。と考えるようになりました。

そして今まで、新しい医院への移転を楽しみにしていたスタッフ達に向かって「この話はなかったことにしてください。」と言いました。

スタッフはみんな、その時は僕のことを思ってか何も言わずにいましたが、本当に残念そうな顔をしていましたね。

そして、ビルのオーナーに「今回の件は無かったことにしてください。」と言いに行った際に、オーナーから信じられない言葉をいただきました。

それは、「私は今までの話しの中で、あなたの人と成りを見て、あなたに是非とも来ていただきたく思います。水や電力設備の件に関してはこちらで何とかします。」と言ってくれたのです。

そしてさらに、様々な条件を緩和してくれて、かなり有利な状況になりました。

それを聞いて、僕は嬉しくなり、スタッフのみんなにこの旨を話したところ、笑顔になって「先生良かったですね、もうこの話は終わったかと思ってましたよ。」、「本当ですか?、冗談だと言ったら怒りますよ。」と笑い合ったことを思い出します。

それでも、この時はまだ「移転を決行する。」とは、思いきれない自分が少しいました。

なぜなら、ちょうど新型コロナウイルスの感染拡大に伴う非常事態宣言が発令されてましたからね。。。

実際、コロナショックにおける患者さんのキャンセル率は、ものすごく高かったですから。

オーナーの厚意により有利な条件になったとはいえ、家賃は古い医院の時よりかなり高く、3倍ほどになりますからね。

人件費、テナント料、機材などの設備費、そしてコロナショックなどなど。

そういったお金にまつわる不安材料は少なくなかったですね。

自分の夢を追いたい気持ちと、不安いっぱいな気持ちの中で揺れ動いていましたね。

それでも、自分の夢の方がはるかに力を持っていて、4月に正式に契約をする運びになりました。

そして、7月20日頃から、2週間近くかけて機材や医療器具の引っ越し作業を行いました。

8月2日に内覧会を行い、3日より診療を開始しました。

 

いざ始まってみると、患者さんから「おめでとうございます。凄くキレイな医院ですね。」という喜びの声がたくさん聞けて本当に嬉しかったですよ。

患者数もユニット数が6台になったことより、大分多くなりましたね。

本当に嬉しいことです。

この移転は本当に僕にとっては嬉しくて誇りに思えることです。

でも、僕を支えてくれたスタッフ、そして僕の友人、そして患者さんのお蔭です。

これに甘んじることなく更なる上を目指して益々精進していきます。

来年も力の限り努力いたしますので何卒、新しいりんご歯科医院をよろしくお願いいたします。

 

☆当院は2021年は1月4日まで休診です。

1月5日(火)より通常診療で行います。

なお、院長ブログの方も1月5日から始めます。また見ていただけたら幸いです。

 

 

歯の抜けっ放しは後々、困りますよ。

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むし歯や歯周病で歯が抜けてなくなると、食べたり、話したりすることが不自由になり、抜けた場所によっては見た目も悪くなります。

また、咬み合わせが変わってしまうため、顎が痛くなる、口が開かない、あるいは相方の歯が伸び出したり、無くなった歯の隣の歯が倒れてきたりして歯に無理な力が加わって揺れてくる、といったことが起こる場合もありますね。

そのような状態になってから、初めて入れ歯を製作したいという人がたまにいますが、そうなってしまうと入れ歯を入れるのは非常に困難です。

例えば相方の歯が飛び出しているのならば、いざ、入れ歯を入れようとしてもその飛び出している歯を削ったり、場合によっては神経を取る作業からやらなければならなかったり、抜歯しなければならないこともありえます。

先日もそのような状態になってから、入れ歯を作りたいということで製作に入る前にその失った歯の相方を大きく削って入れ歯が入るスペースを確保した人がいました。

その方は、大きく削って神経の処置も必要となるため、入れ歯の製作に入るのはかなり後になりますね。。。

 

入れ歯を入れる目的は失われた機能の回復と口の中を安定した状態に保つことにあります。

そのためには歯科医院での定期的なチェックが欠かせません。是非、かかりつけの歯科医院を持つことをお勧めします。

 

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歯科の医療費控除とは

 

☆2020年12月28日(月)午前の部~2021年1月4日(月)まで年末年始の休暇です。

1月5日(火)から通常診療となります。

ご迷惑をおかけいたしますが何卒よろしくお願いいたします。

 

それ以上歯を失くさないために、メンテナンスしていきましょう。

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当院は開業してから10年目となりましたが、今まで多くの入れ歯を患者さんに提供してきました。

その中で、入れ歯をセットしている方にほぼ共通して言えるのは、歯磨きの認識が圧倒的に足りないと思うことです。

そして、「歯磨きが圧倒的に下手」ということが主に挙げられます。

入れ歯を必要とする方の多くは部分入れ歯の人が多いです。

ということは、少なくとも1本以上は自分の歯が存在するわけですよね。。。

そうであるならば、その歯を何とか持たせるように努めるべきです。

でも残念ながら、部分入れ歯を当院で作られて、痛くないので一応は終了となり、3か月後のメンテナンス(定期健診)にきちんと通ってきてくれる患者さんは、それほど多くないです。

忘れたころにやってきて、「また、歯が抜けそうだ。何とかしてほしい。」ということで来院し、診てみるともうすでに手遅れで、抜歯をして既存の入れ歯を修理して取りあえず使えるようにして、また入れ歯の再製作をするということが多いですね。。。

自分は、入れ歯製作は大好きな診療なので苦にはなりませんが、患者さんにとってはまた、辛いことが始まるのですよね。

入れ歯が出来上がるのにも時間はかかりますし、自分の歯を失うことで、今までの入れ歯よりも大きいものになってしまいますからね。

入れ歯で、残存歯がわずかしかない方でも、3ヶ月に1回、定期健診とプロフェッショナル・クリーニングとブラッシング指導を受けていただき、日常の歯磨きに対するモチベーションを高め、それを実践していたのならば、こんなふうにならないのになあと感じます。

自分の歯で咬めるというのは、本当に素晴らしいことで美味しいものを美味しくいただくには大切根ことだと思いますよ。

是非、今一度、自分のお口の中に関心を持っていただき、定期健診にいらしてください。

 

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☆12月28日(月)午前の部をもって、2020年の診療は終わります。

2021年は1月5日(火)から、通常診療となります。

 

長年使用している入れ歯は問題が生じやすいです。

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総入れ歯を長年使用していると、いろいろな不調和が出てきます。

特に総義歯の場合、両側性平衡咬合という咬合関係を付与するために、人間の顎関節の形態から前歯部にはわざと強い接触がないようになっております。

つまり普通に奥歯で咬んだとき、臼歯の接触が主となります。

そうやって前歯の突き上げを無くすことで咬み合わせのバランスを取り、総入れ歯の安定を図っているのです。

もし前歯部分に強く歯が当たってしまうようになると、上顎の入れ歯の後縁から空気が入り、簡単に入れ歯が落ちやすくなってしまいますからね。。。

ところが経時的に臼歯部が咬耗してくると前歯部に強い当たりが出てきます。

そうなると、普通に咬んだだけでも入れ歯が外れる問題以外に、上顎の前歯部の粘膜がグニョグニョになってしまうコンニャク状顎堤と呼ばれるフラビーガムというものが出てくる可能性があります。

また、これに関しては自覚症状もほとんどないことが特徴です。

これが広範囲にできてしまうと、新しい入れ歯を製作するときに非常に難しくなってしまいます。

ぶよぶよの粘膜の上に入れ歯が乗るわけですから、当然と言えば当然ですよね。

したがって、新しい入れ歯を製作後、何でもないように思えてもせめて半年に一度は入れ歯の調整に行かれることをお勧めいたします。

当院では新しい入れ歯をセット、調整後は3ヵ月1回は調整に来ていただけるようお願いしております。

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☆本日、12月28日(月)午前の部をもって、2020年の診療は終わります。

新年は1月5日(火)から、通常診療となります。

 

入れ歯を諦めなければ、使えるようになります。

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入れ歯を装着して、合わないと言って使うことをしない人がたまにおります。

装着したその日から、全く問題なく使えるという人もいますが、初めて大きな入れ歯を装着した多くの人は自分の歯と同じように機能するには、凄く時間がかかります。

どうしても人間が作ったものですからね。。。

異物感がないかと言えば、それはやっぱりありますよ。

入れ歯は、そう簡単に機能しないものだと思ってもらったほうが良いかと思います。

神様が与えてくれた自分の歯とは、全然違います。

でも、それ以外に方法がないのならば、入れ歯を諦めてはいけません。

辛い気持ちは多少あるかもしれませんが、何度か調整を繰り返すことによって必ずいいものになっていきますよ。

何でも食べれるようになるとは言いませんが、そこそこ硬いものでも大丈夫だと思います。

発音も口蓋部分の床の厚みを多少短くしたり、金属床というもので薄くしたりすることで大分緩和されることが多いですよ。

僕自身が入れ歯を入れているわけではないので、本当の意味での辛さは正直、解りようがありません。

でも、最大限の努力はしていく所存ですよ。

是非、一緒に頑張って行きましょう。

 

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訪問診療も頑張っております。

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 当院では、主に火曜日の日中に訪問診療も行っています(他の曜日も都合が合えば行くことは可能です。)

介護保険施設や患者さんの自宅に出向き、診療を行うのは、なかなか大変なことではありますが、介護を要する方で、なかなか歯科医院に通えないことを考えると、行かなければいけないように思えます。。。

しかしながら、処置内容によっては、外来に来てもらってやる方が僕らとしては設備の充実度から考えるとやりやすいのは確かですが、患者さんが来ることができないなら、僕らが行くことも必要ですからね。

主な内容としては、外来診療とそれほど大きく変わりませんが、やはり入れ歯の調整や製作が多いですが、中には介護者の方が口臭を気にして歯のクリーニングや歯石取りを希望される事もあります。

先日も近くの介護保険施設へ訪問診療に出向きました。

そこには、以前に当院で入れ歯を製作した方の残存歯が揺れているので診てほしいという施設に入所している方からの依頼でした。

その方の全身状態は悪く、歯磨きも自分ではできないような状態です。

施設側にその旨を説明しましたが、なかなか一人一人の要介護者の口腔内を清掃するのは大変なようです。

口腔内の衛生状態は良いとは言えませんでした。

この方の口腔内を見てみると、本来なら、抜歯をするべきの歯が何本かありますが、全身状態からもそれは難しいとのことでしたので、暫間固定を図り様子を見ていくことになりました。

歯の動揺度は大きいですが、幸い痛みはないようです。

その方の入れ歯の適合そのものは悪くなく、食べることに不自由はなさそうです。

高齢で介護を要する方は、なかなか口腔内の環境を改善するのにも大変であります。

環境改善を図るには、施設やお家の介護者の協力が不可欠であります。

その辺りの指導や説明もしっかりやっていきたいと思います。

また、当院では、訪問診療のために歯を切削する器具やポータブルのレントゲン装置や歯石取りの機械も配備されております。

そのため、診療室に近いレベルでお家でも診療できることが可能になりました。

もし、要介護の方を、身内や知り合いに抱えているのならば、ご連絡をいただけたら幸いです。

オーラルフレイルという言葉があるように、人は口から年を取るといわれます。

要介護者においては、要介護度を上げないためにも是非とも、介護をされている方から考えていただきたく思います。

一緒に頑張りましょう。

 

訪問診療の詳しい案内
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自由診療で作る入れ歯について。。。

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基本的に入れ歯を機能的に使用できて、外れにくくするという点においては保険の入れ歯でも満足いくようにできるのではないかと思います。

しかしながら、さらに審美的にして、ご飯の味をもっと楽しみたいと思うなら、やはり自由診療で保険では認められない材料・生体親和性のいい金属を使用するべきだと思います。

これを使用することによって義歯床と言われる部分を薄くでき、かつ丈夫にできます。

また、金属を使用することによって食材の温度をそのまま伝えることができ、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく粘膜に伝えることができますよ。この生体親和性の高い金属を使用する義歯を金属床義歯と言います。

この金属床入れ歯は、総入れ歯でも部分入れ歯でも製作することが可能です。

非常にメリット大きいものだと思われますよ。

 

 また、当院では審美性を考慮したノンクラスプ義歯というものもあります。

これは、欠損の状態により、保険の入れ歯では、どうしても前歯にバネをかけなければならない場合、そのバネが見えないようにするためにバネに代わる義歯床の延長したものを歯間部に当てはめて維持するものです。

(しかしながら、歯周病が中等度以上あって残存歯が揺れている場合は、非適応となりますが。。。)

素材も保険診療で使用されているものよりも柔らかく痛みも出にくいと思いますよ。

(写真はノンクラスプ義歯を模型に装着して、横から撮った写真です。バネの代わりに入れ歯の床部分を伸ばして、歯間部に這わせてあります。歯肉の色と同化するので目立たなくなります。)

 

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夜間の歯ぎしりや喰いしばりにお悩みではないですか?

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当院の立地上、歯ぎしりでお悩みの方は多いです。

この辺りは、新潟駅前で中規模以上の会社が多いですからね。

仕事のストレスを抱えている人が多いように感じます。

人間は太古の昔から、ストレスを抱えていると歯ぎしりをしていたのではないかという説もあります。

現在でもこの社会的なストレスは人に重くのしかかっています。

学校や会社、家庭、そしてこのコロナ禍による制約のためのストレス。。。

現代人の多くは、このストレスと付き合っていかなければならない状況ですよね。

この歯ぎしりは、日中にも何かに集中していると思わず喰いしばってしまったり、噛みしめてしまったりする人がいます。

この日中の噛みしめは、意識して治すことが可能とされています。

しかしながら、夜間就寝時の喰いしばりや歯ぎしりはいくら意識してもなかなか意識しようもないのが現実です。

そう言っている自分も、夜間の歯ぎしりには相当悩まされました。

自分の歯ぎしりの音で起きたこともあります。

実際はが歯ぎしりがひどくて割ってしまい、抜歯に至ったことも過去にありました。

患者さんの中には、しょっちゅう被せ物や詰め物が外れるとか、歯が割れる、歯の頭や歯茎の歯質がすり減ってしまい、歯がしみるという人も少なくはないと思います。

そのような方は、恐らく夜間の歯ぎしりをしているのではないでしょうかね。

そういう方は実際多いです。

そのような方には、対症療法になってはしまいますが就寝時にナイトガードというマウスピースをお勧めします。

ナイトガードは歯ぎしりを止めることはできますんが、歯に掛かる負担はかなり減らすことができます。

きちんと使ってもらえれば、被せ物の脱離とか歯の咬耗、歯根破折は防止できるかと思いますよ。

もし、そのようなお悩みがありましたらご相談ください。

このナイトガード製作は保険診療でできます。

 

真ん中で割れやすい上顎の入れ歯は金属床で改善できると思います。

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入れ歯でお困りの方は少なくはないですね。

その困る内容で壊れるという場合には、金属床で改善することができると思います。

例えば上顎の歯をすべて失ってしまい、下顎の歯が割と多く歯がある方は良く入れ歯が正中で割れてくることがあります。

これは上顎の歯茎が頬側から吸収するため、歯槽弓が下顎の歯列に対して狭くなっていくのですね。。。

そうなると、そのまま入れ歯を製作して正常咬合配列にすると歯槽頂から外れて外側に人工歯が排列されるため、その応力は入れ歯の正中部分に強くかかります。

すると、保険内で製作された入れ歯はプラスチックで作られているため、真ん中で割れるということを経験しています。

このような、悪循環を断ち切るには金属床で製作されることをお勧めいたします。

その際に、使用する金属は、当院ではコバルトクロム、チタン、ゴールドというものがありますが、貧弱な顎堤であればチタンが軽くて丈夫ですからお勧めです。

このように壊れやすい入れ歯は金属床にすることによって、そのリスクは格段に低くなるので、自由診療とはなりますが是非、考えていただけたらと思います。

 

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入れ歯でも定期健診をしていきましょうね。

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当院では仮に総入れ歯でも、当院で製作した入れ歯の場合はメンテナンス(定期健診)に来ていただくよう3ヶ月の間にリコールのSMSや封書が届くようにしております。

定期的に来ていただいている方はほとんど入れ歯を作り直すことなく、ちょっとした調整や指導で済むことが多いです。

しかしながら、正直、総入れ歯や部分入れ歯でも総義歯に近いような部分入れ歯の方はあまりリコールに来ていただけていないのが現実だと思います。

恐らくこれは「歯がないのだからメンテナンスなんて必要ない。」や、「痛くないから調整しなくてもいい。」という気持ちが、そうさせているのかと思います。

でも、このメンテナンスはあくまで痛くならないようにし、入れ歯を快適に使用してもらうための調整や指導です。

歯茎の吸収程度には個人差があります。

実際、歯茎の吸収変化の大きい方は、僅か2カ月でもかなり大きく変化するのを経験しています。

特に女性の高齢者は骨が弱いせいか、大きく吸収変化しているような気がしますよ。

そうなると、入れ歯の裏装という裏打ち処置が必要なことがあるのですね。

それでも、あまりにも歯茎がやせてしまい、作り替えなければならないというケースも多いです。

できるだけそうならないように、使い慣れた入れ歯をしっかり使えるようにと考えていただけたら幸いですよ。

もし、作りな直しとなるとまた最初から型取りが必要になりますし、来院回数もかかります。

出来上がってセットとなっても、慣れるまでは大変ですよ。

僕ら製作した歯科医師もその変化や推移は見たいですし、自分で製作した入れ歯だからその変化がよくわかります。

是非、入れ歯の方にもメンテナンスに応じていただきたく思います。

 

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