2019年9月:りんご歯科医院ブログ

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

入れ歯の再製作は、やりたい処置ではないですね。。。

DSC_1536.JPG

新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 入れ歯はなかなか自分の思うようにならないことが多いです。

特に初めて入れ歯を入れる方は、かなり苦痛を感じるようですね。

ブリッジのような固定性の補綴物であれば、その違和感もかなり少ないのですが、ブリッジが認められないような欠損歯数であったり、そもそも、全く歯がないような状態であるならば総入れ歯となります。

いきなり、重度歯周炎のために総入れ歯になるという人は多くはないと思いますが。。。

最初は数本の欠損から始まって、部分入れ歯から入る方が多いとは思いますが、その数本の欠損のままで一生を終える人というのは本当に少ないですね。

時間の経過とともに、ほとんどの方がさらなる欠損を作り、大きくなった入れ歯を再製作することを余儀なくされていきますね。

それはなぜかというと、恐らく歯周病の進行か重度の虫歯が原因なのではないでしょうか。

つまりは、一本でも歯を失った既往のある人は相当、歯磨きに気を付けていただき、その上で定期健診とプロフェッショナルクリーニングは必須ですね。

これをしないで、そのままの状態で維持することは不可能だと思います。

このことは、全ての患者さんに伝えているつもりではありますが、なかなか浸透してもらえないのが現状ではあります。

全身の健康とお口の健康というのは、本当に密接にかかわることなのですが残念なことですね。。。

僕らの方も、それを解っていただけるように様々な媒体を使って伝えていこうと思います。

当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは

総入れ歯であったとしても、定期健診が必要な理由は。。。

DSC_1536.JPG

新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 総入れ歯を製作する際に、あまりにも歯茎がやせてしまい、吸着が難しい人というのは少なからず存在します。

そのような人は、なかな良くくっつく入れ歯を製作するのが難しいかと思います。

僕たち歯科医師は、そのような状況でもいろいろ工夫していますよ。

それこそ、総入れ歯の場合はいろいろなタイミングで型が取れます。

個人トレーを使用した型取りの時間以外にも咬み合わせの高さを決める時や、仮合わせの時など、いろいろあります。

型を何度も取ることによって、精度は上がっていきますからね。

ただ、それをやって入れ歯ができたとして、最初は非常に良い吸着・安定が得られたとしても時間が経つと、入れ歯が緩むことは往々にしてあります。

というのは、入れ歯が乗っかっている歯茎は歯を失ったことにより生理学的に吸収していきます。

いわゆる歯茎がやせるということですね。。。

これは、現代の歯科医学では止めることが出来ないのです。

そのため、どうしても歯を失ってからの時間が長いと何度も入れ歯を作り替えなければならない状況が出てくるのですね。。。

今は、それこそ100歳まで生きることは珍しくない時代です。

仮に60歳で総入れ歯になったとして、それからの40年間に入れ歯を作り替えない人というのはいないのではないでしょうか?

このあたりの正確な調査は、あまりされていないようなので、はっきりとしたことは言えませんが、それこそ何度も作っているのが現状なのではないでしょうか。。。

この歯茎の吸収状態というのは性差や個人差も大きいため、なかなか言い切ることが出来ませんが、人によっては2か月ぐらいの短いスパンでも大きく変わることがあります。

従って、総入れ歯が装着されたからと言っても、定期健診は必要なのですね。

もし、わずかな調整で、入れ歯の吸着が戻ればもちろん作り替える必要はないですからね。

ちょっと緩いぐらいならば、裏装と言って入れ歯に裏打ちすることも可能ですからね。

ですから、歯があっても、入れ歯であっても定期健診は必要なことをご理解くださいね。


当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは

当院は今日から、開院して9年目となります。

DSC_1536.JPG

新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 9月になって少し涼しくなってきましたね。皆様、体調は大丈夫ですか?

さて、当院はこの9月1日より開院して8周年となりました。

これも皆様の温かい声援とスタッフの頑張りがこの日を迎えさせてくれたと思っております。

本当にありがとうございます。

 思えば8年前の今日、緊張した気持ちで患者さんを迎えたことを思い出します。

 当時、僕は経営者としては全く経営のことを理解しておらず、看板さえ出しておけば患者さんは勝手に来てくれるものと思っていました。でも、現実は甘くなく、患者さんが1日に10人来たのは、半年以上たってからでしたね。。。

 さすがに保険診療のみでそのような事態は借金を抱えて開業するのなら、かなり継続することが心配だと思いました。

それからというもの、自分なりに努力して繁盛歯科医院へ見学に行ったり、経営セミナーに参加したり、一流の経営者に合ったりしてお話を聞かせてもらったりしました。

また、何より実践が大切だと思い、できると思ったことはすぐに実行に移してきました。

自分は、特に入れ歯とマウスピースに力を入れていた経緯がありますので、そのことを全面に挙げ、診療していくスタイルを貫いてきました。

そしてスタッフを大切にすることを誓い、自分なりの歩幅ではありますが、進めてきた自負がありますよ(とは、言いつつも当院を退職してしまったスタッフは二人ほどいますが、彼女達にも心底感謝していますし、彼女達の成功を祈ります。)。

まだまだ、当院は未熟でやらなければならないことは数多くあります。いかんせん経営者としては初心者ですから、うまくいかないこともあります。

でも、それに躊躇していたら先に進まないことも解っていますので、後悔のないように最善を尽くしていくことを誓いますよ。

これからも、患者さんに喜んでいただける歯科医院を目指して頑張りますので、叱咤激励のほど、何卒よろしくお願いいたします。