2016/11/30
虫歯によって歯が元の形から崩れていくことは、皆さんがご存知かと思います。実は、虫歯の他にも歯の形が変わってくる原因があります。
聞いたことがあるかもしれませんが、夜間の歯ぎしりと日中の食いしばりも歯にダメージを与えてしまいます。これを咬耗と言い、上下の歯と歯が過剰な力でこすれることにより摩擦が生じ摩耗するのですね。
歯ぎしりや食いしばりの原因は主に日中のストレスと言われていますが、解明はされていません。日中の食いしばりや歯ぎしりに関しては意識があるので、心当たりのある方は気をつけることが可能かもしれませんね。でも、就寝時の歯ぎしりは。。。寝たら誰でも意識はなくなるのでなかなか自覚症状がないものです。でも、ご家族の人に聞いてみると「歯ぎしりしてたよ。」という指摘を受けるかもしれません。もし、そのような指摘を受けたり、夜間に歯ぎしりをしているかもしれないと思われる方はナイトガードというマウスピースを使う方法があります。歯ぎしりを止める根本的な解決にはならないですが、歯のダメージを食い止めることができます。このナイトガードは薄い透明のマウスピースで、装着しても違和感が少なく健康保険も適応されますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 C.K)
2016/11/29
歯並びが悪いと、どうしても磨けない部分ができてしまい、虫歯や歯周病になるリスクは非常に高くなります。歯科衛生士からデンタルフロスや歯間ブラシを勧められて磨いていても、それさえも入りにくくかなり大変だろうなと思われる方がかなりいらっしゃいます。もしそのような事で、お困りであれば矯正治療を一つの選択肢として考えてみるのはいかがでしょうか?
大人になったらできないと思われている方も多いかと思いますが、そんなことはありませんよ。ただ、この分野は専門性の高いものなので当院では月に一回、矯正専門の先生に来ていただき、歯並び相談をしています。気になる期間や費用、やり方についてもおおよその事は言えるかと思います。それを聞いていただいてからやる、やらないを決めていただいても遅くないかと思いますよ。歯並びについて気になる方は、ご相談ください。
(矯正専門の先生が次回来られるのは12月8日(木)の夕方です。予約状況はまだ若干の余裕がありますので、電話で予約を承ります。相談料は3000円(税抜き)です。ご希望の方は、電話でその旨を言ってくださいね。)
2016/11/28
2016/11/26
2016/11/25
2016/11/24
たまに新患の方から、治療を終えるまでにどのくらいの費用や期間がかかるのかという問い合わせのお電話を頂くことがあります。
入れ歯を作成したいという患者さんからのお電話が多いのですが、実際お口の中を診させてもらわないことには一概に「いくらです。」、「あと何回です。」とはお答えすることはできません。 総入れ歯になるのか、部分入れ歯になるのか、歯は何本残っているのか、被せ物の処置は必要なのか必要じゃないのか等、お口の中の状態は一人一人全く違うので行う内容によって金額や治療を要する期間は変わってきてしまいます。お手数をおかけいたしますが、費用や期間が気になる方は一度来院していただきお口の中を見せていただきたく思います。
(りんご歯科医院 歯科助手 Y.H)
2016/11/23
先日、初めて来られた患者さんで「歯が抜けそうで何とかしてほしい。」という依頼で来られた方がいました。見てみると残根と呼ばれる臼歯と前歯部は重度の歯周病で抜けそうなほど揺れていました。僕は、これはもう抜くしか方法がないことを説明しました。その後の処置としては、抜いた後は傷の治りを待って入れ歯を製作することを勧めましたが、その患者さんは歯がない時期が少しでもあるのが嫌だという事より、抜歯してすぐにセットする即時入れ歯というものもあることを説明し、それを希望してきました。これは、あくまで抜歯した後の傷の直り具合というのは予想して制作するため、なかなか難しい処置でありますが、患者さんの希望はできるだけかなえたいと思います。ただ、適合はあまりよくなく、どうしても粘膜と接している面が厚くなりやすいため、違和感も大きくなりがちです。なかなか最終的な入れ歯としては使いにくいため、当院では抜歯した傷が完全に治癒したら作り替えをお勧めしております。ただ抜歯した傷が治るのは個人によっても、その歯の状況によっても違いがありますが、保険診療内では即時入れ歯を入れてから半年は製作することが許されておりません。傷の治りが早い人なら、もっと早く最終的な入れ歯を作ることができるのですが。。。
もし、自由診療でやらせてもらえるならば、もっと早く適合が良く見た目も美しい最終的な入れ歯ができるのになあというジレンマに悩まされることが多いです。入れ歯は自分の歯の代用として咀嚼や発音に関与します。自由診療は確かに高額ではありますが、入れ歯は食事や会話を含めた日常の《生活の質》に関わりますよね。もっと、丈夫で歯茎にフィットしていて違和感も少なく、舌の動きもそれ程妨げないようなものを考えるならばチタンという金属床の入れ歯がお勧めです。
(写真は上顎の金属床の総入れ歯を装着したものです。口蓋部分はチタンで覆われております。保険診療で作るレジンと言われるものよりも薄くでき違和感も少なく、発音もしやすいですし、軽くて丈夫です。チタンは生体親和性も良く金属アレルギーの心配もほぼないです。上顎総入れ歯の場合、チタンが露出するところは口蓋部分のみなので、他人から見えることはありません。当院では総入れ歯の場合、片顎25万円(税抜き)で行っていますが、値段以上の価値があるものと僕は思います。)
2016/11/22
2016/11/21
2016/11/18