入れ歯のQ&A

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Q.入れ歯の歯は天然の歯と違いますか?
Q.入れ歯は寝るときは外した方が良いのですか?
Q.入れ歯の洗浄方法は、どうしたら良いでしょうか?
Q.歯を失うと、歯茎が痩せるのは本当ですか?
Q.歯茎が痩せたら、入れ歯は作り替えた方が良いのでしょうか?
Q.総入れ歯を1日で作ることはできますか?
Q.入れ歯で咬めますか?
Q.入れ歯は壊れますか?
Q.新しい入れ歯を入れてご飯を食べると、頬粘膜をよく咬みますがどうしてですか?
Q.入れ歯で発音できますか?
Q.入れ歯を磨くのに、通常の歯磨き粉を使っても良いですか?
Q.入れ歯に歯石は付きますか?
Q.入れ歯安定剤は使っても良いですか?

Q&A

Q.入れ歯の歯は天然の歯と違いますか?
A.はい、入れ歯の歯は保険診療で使用するものには、レジン歯、硬質レジン歯、陶歯と言って人工物です。いずれも天然歯より弱い材質のものです。

Q.入れ歯は寝るときは外した方が良いのですか?
A.通常は夜間の就寝時は入れ歯を外して、お休みになってもらうように勧めています。しかしながら、就寝時に食いしばりや噛みしめなどがあるようでしたり、顎関節に異常が見られるようならば、入れ歯を入れたまま寝てもらうことを指示することもあります。

Q.入れ歯の洗浄方法は、どうしたら良いでしょうか?
A.就寝時には流水下で、入れ歯用ブラシを使って大まかに汚れを取っていただき、その後は入れ歯洗浄剤を使用して除菌を図っていただきたいです。起床後、水洗して口腔内に入れてください。その際に、自分の歯が残存しているのならば、歯磨きもしてくださいね。

Q.歯を失うと、歯茎が痩せるのは本当ですか?
A.はい、一般的に上顎は頬側から吸収し、下顎は舌側から吸収されていきます。また、歯を失った時期や元々の歯周病の状況などによっても、吸収程度は違います。

Q.歯茎が痩せたら、入れ歯は作り替えた方が良いのでしょうか?
A.歯茎が痩せてしまって、入れ歯が緩くなった場合は裏装(リライニング)といって裏打ちをすることがあります。でも、あまりにも入れ歯が合っていないようならば作り替えた方が良いケースもあります。

Q.総入れ歯を1日で作ることはできますか?
A.総入れ歯は患者さんをチェアに座らせて行う作業と技工室内で行う技工作業があります。型取りから完成までの間で、少なくても4~5回のステップは必要です。そのため、1日の製作はまず難しいです。

Q.入れ歯で咬めますか?
A.新しい入れ歯を入れてすぐに何でも咬めるという人は少ないです。最初はゆっくりと軟らかいものから食べましょう。慣れるまでには時間も必要ですし、恐らく1~2回の歯科医院での調整は必要だと思います。

Q.入れ歯は壊れますか?
A.通常の生活では、まず壊れないと思いますが、人工物なので絶対に壊れないということはないです。

Q.新しい入れ歯を入れてご飯を食べると、頬粘膜をよく咬みますがどうしてですか?
A.お口を取り巻く神経筋機構が調和していないためだと思います。適正な咬合関係を付与されている入れ歯なら、1~2週間で神経筋機構が調和してくると思います。それ以上経っても、しょっちゅう咬む場合は、歯科医師にご相談下さい。

Q.入れ歯で発音できますか?
A.入れ歯を入れることによって、空気の漏れがなくなり発音しやすいケースもありますが、入れ歯を入れた事によってサ音やタ音が発音しにくいこともあります。でも、工夫次第である程度は改善できると思います。

Q.入れ歯を磨くのに、通常の歯磨き粉を使っても良いですか?
A.入れ歯を磨くときにやってしまいがちなのが、普通の歯磨き粉を使ってしまうことです。歯磨き粉は天然の歯を美しく磨くためのものなので、研磨剤や入れ歯にはよくない成分が入っていることもあります。特に研磨剤は、入れ歯に細かな傷を入れてしまい、そこへ汚れが入り込み細菌が繁殖し口腔内を不衛生にしてしまう恐れもあります。入れ歯専用の歯磨き粉もありますので、それを使うことをお薦めいたします。

Q.入れ歯に歯石は付きますか?
A.はい、入れ歯にも歯垢や歯石は付きます。入れ歯はレジンというプラスチックでできています。プラスチックには吸水性があるため、水分を吸い込むときに細菌も一緒に吸い込むことで、細菌の塊である歯垢が付着しやすくなります。入れ歯に付着する歯垢は「デンチャープラーク」と呼ばれ、放っておくと歯石になります。
歯石が入れ歯に付いてしまうと、自分で取り除くことは困難です。無理に取ろうとして入れ歯に傷を付けてしまうと、さらにデンチャープラークが付着しやすくなって、歯石の原因となります。


Q.入れ歯安定剤は使っても良いですか?
A.良いですが、注意点もあります。一般に、入れ歯安定剤は「入れ歯がカタつくようになった。」という場合に使われるようですが、自分で勝手に判断して安定剤を使うのでなく、まず歯科医の診察を受け、安定剤が必要となれば、歯科医師の正しい指示に従って適切に使用することが大切です。

入れ歯が合っていないという理由で入れ歯安定剤を使用することは良くないです。使っている入れ歯をぴったり合うように修正してもらったにもかかわらず、あるいは入れ歯を新しく作り替えたのに、まだ動いて具合が悪いという場合に,初めて入れ歯安定剤の使用を考えることになります。
入れ歯安定剤には、粉末やクリーム状で,入れ歯と歯茎に粘着することで入れ歯を安定させるものと、クッションのあるゴム状で,入れ歯と歯茎の間にできた隙間を埋めて入れ歯を安定させるものとがあります。
メーカーやタイプによっても、使い方が違いますので、メーカーの指示に従うようにしてください。

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