歯磨きの際に歯ブラシの力の入れすぎは、注意しましょうね。

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歯磨きの際に歯ブラシの力の入れすぎは、注意しましょうね。

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 歯磨きをするとき、歯ブラシの使い方を気にしたことはありますか?

歯を傷つけずにキレイに磨くには、歯ブラシを当てる場所や持ち方、力の加減が大事です。

皆さんは歯ブラシをどのように持って磨いているでしょうか?

グーで握って磨く方は、ブラシの毛先に強い圧力がかかってしまうので要注意です。

まず、鉛筆の持ち方で優しく磨くようにしましょう。

            (りんご歯科医院 歯科衛生士 C.K)

上記ブログについての院長の追加コメント

当院では初診の患者さんや、ブラッシングが今ひとつという方には必ずブラッシング指導を行っています。

まずは、その人の歯磨きのやり方を歯ブラシを持って、実際にやって見せていただくことが多いのですが、その際に、力いっぱい歯を磨いている人をたまに見かけることがあります。

どうしても、その癖が抜けきれない人はいますね。。。

でも、本来は歯を磨くのに強い力は必要ありません。

「歯」だけなら、ある程度力がかかってもよいかもしれませんが、「歯ぐき」もあるので、力を入れ過ぎると「歯ぐき」を傷つけてしまう恐れがあるのです。

歯を磨く力としてはちょうどいいのは100g ~ 200gといわれています。

数値では難しいので、もう少しわかりやすく言うと、「ブラシを指に当てて、押し当てたときに少し指が白くなるくらい」、もしくは「ブラシを歯にあてたときに、毛先が軽くしなる程度」です。

先述の力加減がここで関係してきます。

パームグリップ(グーで握る持ち方)で「指が白くなるくらい」や「毛先が軽くしなる程度」とうのは、調整が難しいですね。

そこでペングリップです。

「手首」や「指」に力を少しいれる、もしくは力を抜くだけでかなり細かな力の調整ができるのです。

磨いて痛ければ力を抜く、または、もう少し磨いたほうがいいかなと感じたら、少し力を抜いてくださいね。

また、余談かもしれませんが多くの方は、歯磨き粉を使用して歯を磨いていますよね。

その量は、歯ブラシの毛先全体の1/3~1/2程度で十分です。

歯磨き粉の中には、研磨剤が含まれているものもあり、沢山付けすぎると歯を削ってしまう可能性があります。

歯ブラシ全体に歯磨き粉を付けるのはつけすぎです。

沢山歯磨き粉を付けてしまうと発泡してしまい、実際磨けていないのに磨けた気分になってしまいやすいので、歯磨き粉は少量で磨きましょう。

もし研磨剤が入っている歯磨き粉を使って、それこそ力いっぱい磨いていたら歯を削ってしまう可能性があるので、歯磨きの際の力加減は要注意ですよ。

もし、力の入れ方に不安のある方は、力の入らない優しいブラッシングが身につくまでは、研磨剤の入っていない歯磨き粉を使ってみるのがお勧めです。