当院は開院して8年目を迎えました(1)。

院長ブログ

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当院は開院して8年目を迎えました(1)。

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 当院は開院してから昨日で丸7年になりました。

開院7周年ですね。

今日から8年目を迎えます。

これまで、やってこれたのは当院を温かく見守ってくれている患者さんや、外部講師の先生、そして仲間の先生達の励ましのお陰です。

ありがとうございます、本当に感謝しております。

そして。。。そして何より、妻と当院のスタッフの力があってのことだと思っています。

そのスタッフ達との出会いのことを7年前から回想して、感謝の気持ちを込めて書きたいと思います。

ここは、僕が開院する前も歯科医院でした。

その先生が体を患ったため、売りに出していました。

それを業者を通じて僕が知り、この医院を買い、2011年の9月1日から開院しました。

開院当初はスタッフは僕の妻のみで、2ヶ月間やっていました。

それこそ、患者さんがあまりいないし、デンタルユニットも古びたものを含めて2台だけでしたので、それでも事足りてましたが、ある知り合いの歯科衛生士が突然、訪ねてきて「私はいつ来たら良いのか?」と言ってきました。

その女性は、僕が以前に勤務医をしていたときに、アルバイトで歯科衛生士をしていた女性なのですが、その人がその医院を辞める際に、僕の開業も近かったため、「今度、新潟駅前通りで開業するんだけど、もし良かったらうちに勤めないか?」と確かに言った覚えがありました。

でも、あまりの患者さんの少なさに、そんな記憶はどこかに飛んでいたのですが。。。

僕も言った手前、やっぱり結構ですとは言えず、「じゃあ、11月21日から来てくれる?大変申し訳ないけど、最初はパートでいいですかね?」と言いました。

その衛生士は、「オッケーです。では、11月21日から来ますね。」と言い、帰って行きました。

その後、妻と話して、「どうしよう。俺達、二人だけでも十分なんだけどなあ。」と言ってましたが、妻が「でも、来てと言ってしまったんでしょう。来てもらって、患者さんを増やしていきましょうよ。」と言いました。

僕も、歯科衛生士がいない歯科医院というのもどうかと思っていたので、割り切ることにしました。

そして、その衛生士は日々の衛生士業務はもちろん、患者さんに対する言葉、態度も素晴らしく、その衛生士のファンがどんどん増えてきてくれました。

患者さんが増えることにより、その衛生士の知り合いに声を掛けてもらい、二人目の歯科衛生士をその翌年の4月に雇いました。

その方は、しばらく歯科衛生業務からは離れていて、介護職に身を置いていましたが、そのような経験があることに僕は特に興味を持ち、来てもらえるように面接で言いました。

その人も、すぐに当院で働くようになり、ブランクはあったものの素晴らしい衛生士で、またファンを増やしてくれました。

そして主に介助をしていた妻の仕事は、ほとんど受付業務だけという形が多くなりました。

しばらく、この4人で日常の診療をしていましたが、妻にも当時小学生の娘に寄り添う時間も必要かと思い、受付業務をしてくれる人を一人探すことにしました。

それから数ヶ月して、当院が開院して3年半たった頃に、頻繁に当院に通ってきてくれた患者さんの娘さんで、その人も歯のクリーニングをしてほしいと言うことで、患者さんとして来てくれた人がいました。

その人は物腰が柔らかく、人当たりが良いのを見て、僕は「今働いていないの?もし良かったら、うちで働かない?」と声を掛けてしまいました。

その人も、すぐに来てくれることになり、受付業務をしてくれることになりました。

その人は全くこの業界は初めてでしたが、もともと頭の回転が速いのでしょうね、素晴らしく吸収力があり、教えられたことをどんどんこなしてくれました。

ここまでの3年半で、当院は僕を含めて5人体制で診療を行うようになりました。

でも、僕以外のスタッフはパートで、時間によって変わる体制でしたね。

この前半の時期は、忙しさもそれほど無く一日の患者さんの数も20人を超えない日が多かったです。

それはそれで、楽しい日々でした。

やり甲斐もあって、本当に素晴らしい優秀なスタッフに出会えて幸せでした。

みんな美人で、スタッフ間は仲が良いし、患者さんとも良く話をする環境ができつつありましたからね。

僕の方針として、患者さんから笑いを取るようにするということをモットーとしていましたからね。

あちらこちらから、患者さんと会話をして大きな笑い声が飛び交う医院が理想だと思っています。

でも、患者さんが増えてくると、ユニットは2台しかないのでなかなか廻らず患者さんと会話する時間も少なくなってきました。

そのことに不安と不満を感じながら、当院の税務を担当してくれている人に相談したところ、「先生、もうすぐ4年目になりますね。そろそろ、患者さんも増えてきたようだし、デンタルユニットを一台増やして、もう一人新卒の歯科衛生士を雇ったらどうですか?」と、提案を受けました。

※この後は、次回に続きます。