2017年11月 6日

口内炎について(2017.11)

口内炎とは、頬の内側、舌、上顎などの口の中の粘膜に起こる炎症の総称です。
主に4つのタイプに分類されます。

1、物理的刺激による口内炎。
入れ歯や矯正装置などが口の中に当たって、粘膜が傷つき、細菌に感染して起きるタイプのものです。食事中に誤って頬の内側を噛んでしまったりして起きるのもこのタイプのものです。

2、カンジダによる口内炎。
真菌のカンジダによる口内炎です。
カンジダは常に体の中にいる常在菌で通常は炎症を起こしたりしません。しかし、免疫の働きが低下していたり、口の中が乾燥していると炎症を起こします。

3、アレルギーによる口内炎。
歯の詰め物や被せ物、入れ歯の金属によるアレルギー反応で炎症が起こるタイプです。

4、原因がわかっていない口内炎(アフタ性口内炎)。
最も多いのが、このタイプのものです。上記の3つのタイプに当てはまらないもので、ストレスや栄養の偏りなどが原因ではないかとされています。

治療では、原因となるものを除去します。入れ歯や矯正装置が原因の場合は調整を行って、強く当たらないようにします。

カンジダによる口内炎では、抗真菌剤が使われます。
対症療法を行う場合、カンジダによる口内炎ではステロイドが含まれる薬は、反って症状が悪化することがあるため使えません。

アレルギーによる口内炎では、金属アレルギーによることが多いので、アレルギーが起きにくい素材のものに交換します。

原因がわからない口内炎の場合は、患部を保護したり痛みや炎症を和らげる薬を処方する対症療法が行われます。この対症療法には、貼付剤、軟膏、噴霧剤、トローチなどがあります。

《原因がわかれば予防は可能です。》

よく口内炎が起きる場合は、原因となっているものを除去して予防します。また、入れ歯はカンジダが繁殖しやすい場所です。入れ歯を使っている人は、カンジダが繁殖しないように常に清潔にしておきましょう。一見、汚れていないように見える入れ歯でも、実は菌が繁殖している場合があります。

口内炎は通常2週間程度で自然に治ります。なかなか治らないものに関しては、口腔がんを疑ってみることも必要です。
口腔がんは、舌や歯茎、顎などにできるがんの総称です。決して多くはありませんが、初期の口腔がんは口内炎と見た目が似ているため、見逃さないようにしましょう。

口腔がんの場合は、自然に治ることはない赤い部分と白い部分が混在していて、硬く、デコボコしているなどが特徴です。ずっと治らない口内炎がある場合は、これらの特徴と照らし合わせてみてください。

口内炎が長引く場合や、口腔がんを疑う症状がある場合は、歯科、口腔外科を受診しましょう。

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