災害時こそ歯磨きが大切です(2016.8)

東日本大震災や熊本地震では、水が行き渡らない被災地が多く、歯や口の清掃がおろそかになりがちだったそうです。口の中が汚れたままでは、虫歯や口臭などの他、誤嚥性肺炎を引き起こすこともあります。

余震が続く地震災害では、不安や慣れない避難生活で緊張状態が続くため唾液が出にくくなります。また、水不足などで歯磨きも難しくなると、口の中の衛生状態が悪くなります。特に高齢者は、口の中が汚れた状態だと免疫力が低下してきます。そのままにしておくと、誤嚥性肺炎や感染症にかかりやすくなるので注意が必要です。

口の中を清潔に保つには、歯磨きとうがい、保湿が肝心です。研磨剤を含む歯磨き剤は口に残ると乾燥しやすくなります。すすぎうがいが十分できない状況では使わず、歯ブラシを水にぬらして磨きましょう。水をほんの少し口に含むようにすると、少ない水でも効果的にすすげます。

タオルや紙も使って下さい!
歯ブラシがない場合は、タオルやティッシュペーパーなどで歯の表面をふき、歯垢を取り除きます。口臭や粘つきが気になる場合は、うがい薬を薄めてぶくぶくうがいをします。入れ歯に関しては、1日1回は外して、ぬれたティッシュペーパーで汚れをふき取りましょう。支援物資として届くパンや菓子、ジュースなどは糖分が多く、そのままにしていると虫歯の原因にもなります。頻繁に口にするのではなく時間を決めて食べる、食べたらうがいをするといった習慣づけも大切です。口の中を清潔にしたら、マスクをして保湿をしましょう。

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