歯周病が及ぼす全身への影響について(2018.4)

歯茎から出血があったり、歯がグラつく、口臭があるなどが歯周病の症状です。
しかし、どのくらい歯周病が進行しているか把握している人は少ないです。初期症状は気づきにくく、わかっていても軽く考えてしまい、自覚症状が出て歯科を受診した時には、かなり進行しているケースを多く見かけます。また、全身の健康に与える影響も大きいことがわかってきました。

歯周病などの口腔内疾患が全身に及ぼす影響は、誤嚥性肺炎、糖尿病、心内膜炎、動脈疾患、早産・低体重児出産などです。
一般的には、歯周病を含む生活習慣病は慢性疾患であり、健康寿命を縮める最大の原因と言われています。悪い食生活、飲み過ぎ、運動不足、喫煙、口腔清掃不良などの問題のある生活習慣が長く続くと、がん、虚血性肺疾患、脳卒中、肺炎などの寿命を縮める重病にかかりやすくなります。

歯周病を初めとする歯科疾患は、適切な予防により進行を抑え、病状を改善することが可能です。最も良い予防方法は、まず、かかりつけの歯科医院を受診してみることです。そこで、精密な検査と専門家による予防処置を受け、セルフケアの方法を学び、日常生活のアドバイスを受けることにより、あなたのお口の健康度は飛躍的に高まります。

日本の平均寿命は延びましたが、次の課題は健康寿命を延ばし平均寿命に近づけることだといわれています。
歯とお口の健康を保つことで高齢者や介護を受けている方の食生活や日常の活動が充実し、自立が維持され、それに併せて健康寿命も延びていくと予想します。

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